2011年12月27日

2011年度通訳案内士2次試験 受験レポート(その2)

こんにちは!RITAの児玉です。いよいよ2012年までカウントダウン!
忘年会に大掃除、お正月の準備etc.と慌ただしい年の瀬をお過ごしの方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

さて、シリーズ第2弾。前回の記事では、今年の通訳ガイド2次試験について、
受験レポートをお届けしました。今回はその続きです! Sさんの試験対策
方法を伺いましたので、ご参考にどうぞ。


〜試験対策の方法を振り返って〜

◆1次試験(筆記)

1)地理・歴史・一般常識


通訳ガイド 地理・歴史・一般常識過去問解説―平成22年度問題収録 [単行本] / 岸 貴介 (監修); 法学書院 (刊)通訳ガイド 地理・歴史・一般常識過去問解説―平成22年度問題収録 [単行本] / 岸 貴介 (...
・『通訳ガイド 地理・歴史・一般常識過去問解説』(法学書院)
…語学以外の過去問が一冊にまとまっていて便利。過去5年分の問題を二回ずつ
解いて、傾向と自分の弱点を把握した。


詳説日本史図録 第4版 [大型本] / 詳説日本史図録編集委員会 (編さん); 山川出版社 (刊)詳説日本史図録 第4版 [大型本] / 詳説日本史図録編集委員会 (編さん); 山川出版社 (刊)
・『詳説日本史図録』(山川出版社)、『グローバルマップル 世界&日本地図帳』
(昭文社)…歴史・地理の資料として使用。写真や地図は記憶に残りやすい。
特に山川の図録が充実していてオススメ。

最強の一般常識&時事用語―超頻出!!最重要!!〈2013年度版〉 [単行本] / 新星出版社編集部 (編集); 新星出版社 (刊)最強の一般常識&時事用語―超頻出!!最重要!!〈2013年度版〉 [単行本] / 新星出版社編...
・『最強の一般常識&時事用語』(新星出版社)を一般常識対策に使用。
政治・経済・文化等、ガイド試験に関連する内容に絞って読み、問題を解いた。
新聞にも目を通した。

2)スペイン語

・過去5年分の問題を解いて、傾向をつかんだ。試験問題はハロー通訳のサイト
からダウンロードし、解答は日本政府観光局(JNTO)のサイトで確認した。


【ハロー通訳】http://www.hello.ac/dataroom/
【JNTO】http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/question_archive.html

・「イスパニカ」の通訳クラスや、NHKワールド(ラジオニュース)で出てきた
時事用語を覚えた。

【イスパニカ】http://www.hispanica-academia.org/
【NHKワールド】http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/spanish/top/index.html


【送料無料】 暮しのスペイン語会話 改訂新版 / 大島洋子 【単行本】【送料無料】 暮しのスペイン語会話 改訂新版 / 大島洋子 【単行本】
・『暮しのスペイン語会話』(学生社)を参考に、よく出題される食品・動植物・
医学用語を覚えた。


◆2次試験(面接)

1)教材の活用


日本的事象英文説明300選―通訳案内士国家試験に出る [単行本] / 植山 源一郎 (著); ハローインターナショナル (刊)日本的事象英文説明300選―通訳案内士国家試験に出る [単行本] / 植山 源一郎 (著); ...
・『日本的事象 英文説明300選』(ハロー通訳アカデミー発行)を使用。
11月の筆記試験合格後に対策を始めたため時間が限られ、各章から約半分を
厳選してスペイン語に翻訳した。外国人に聞かれそうな基本事項を日・英で
簡潔に説明してあり、西訳する際に英語表現が参考になった。さらに、日本
語文とスペイン語訳を自分でボイスレコーダーに録音し、電車等で聞いた。

・上記アカデミーのメルマガに登録し、過去問題や模擬試験(主に日・英)
を使用。自分の苦手意識がある分野(歴史・経済・観光情報)を中心に、
時間の許す限りスペイン語に翻訳し、音読した。

2)面接の練習

・ガイド試験対応ではないが、「イスパニカ」の通訳クラス(週1回)を受講
しており、毎週緊張感を味わっていた。

・上記スクールやRITAの勉強仲間とマンツーマンで質疑応答の練習をした。
11月の合格発表以降に週1〜2回、ファミレスでシミュレーション。
家族にも何度か英語で質問してもらい、スペイン語で答える練習をした。
あまりお金をかけず、気軽に何度も練習できたのが良かった。

・できれば8月の一次試験終了後に二次対策をスタートし、翻訳した内容や
面接のシミュレーションをネイティブに確認してもらうとより効果的だった
かもしれないが、限られた条件の中でベストを尽くすことができたと思う。

以上


Sさん、詳しいレポートをありがとうございました! 最終的な合格発表は
2月とのこと。良い結果が出るといいですね! みなさんも、今後のお仕事の
チャンスが広がると思いますので、ぜひトライしてみてください。

ところで、RITAのメルマガに登録すると、スペイン語圏関連のイベント情報や、
お食事会のご案内が届きます。通訳・翻訳者を目指す方、スペイン語学習中で
勉強仲間と交流のチャンスがほしい方、
ぜひE-mail: ritacontigo(a)gmail.com までご連絡ください。
※(a)を@に変えてメールしてくださいね。

最後に、今年一年間、RITAを応援してくださってありがとうございました!
それではみなさん、良いお年をお迎えください!!
!Muchísimas gracias por todo su apoyo a RITA este año 2011! 
!!Les deseo a todos un próspero año nuevo!!

(ブログ編集:児玉)
posted by Rita at 11:53| Comment(0) | 資格試験・学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月24日

2011年度通訳案内士2次試験 受験レポート(その1)

みなさん、こんにちは! RITAの児玉です。今日はクリスマス・イブですね☆
地域によっては雪が見られるほどの寒さになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今月11日(日)、通訳案内士(通訳ガイド)の2次試験が行われましたね。
スペイン語関連で唯一の国家試験です。今年は私を含め、RITAのメンバー数名が
チャレンジしました。


通訳ガイド スペイン語過去問解説〈平成22年度問題収録〉 [単行本] / 高松 朋子, ヘスス マロト・ロペステジョ (著); 那須 まどり (監修); Jesus Maroto Lopez‐Tello (原著); 法学書院 (刊)

通訳ガイド スペイン語過去問解説〈平成22年度問題収録〉 [単行本] / 高松 朋子, ヘスス...

今回の記事では、そのうちSさんから頂いた受験レポートを公開します。
模範的な回答ではなく、記憶が定かでない箇所もあるそうですが、
読者のみなさんの参考になれば、とのこと。

今後受験を考えている方、ご興味のある方は、ぜひご自分で回答を考えながら
読んでみてください。


【スペイン語受験レポート】

◆受験状況:スペイン語(東京会場)10時〜11時の時間帯。

◆試験官:スペイン語ネイティブと、スペイン語を話す日本人男性の二人。

◆質問内容

・スペイン語で:

1)お名前とご住所を教えてください。

2)なぜ日本人の大半は着物ではなく、洋服を着ているのですか?

3)第二次世界大戦で破壊された後、日本はどのように復興しましたか?

4)日本の雨季について説明してください。

・日本語で:

5)ガイドになったら、何に気をつけて親切な案内をしたいですか?

◆質疑応答の詳細


1) Dígame su nombre y dirección, por favor.

Me llamo XXX XXX. Vivo en XXX, al lado de XXX.

2) ¿Por qué la mayoría de los japoneses se viste la ropa occidental
en vez de kimono?


Después de la restauración de Meiji, introdujo la ropa occidental, y es
más cómodo para el trabajo, la limpieza y todo. El kimono es incómodo
para moverse.

(補足:急に質問が始まり、緊張して答えが短くなった。例えば、明治時代に
洋服が採用され、初めは男性の軍人・公務員などが着ていたが、次第に働く
女性の制服にもなったこと、日本人が主に洋服を着るようになったのは第二次
大戦後であることなどを付け加えてもよかったと思う。)


3) ¿Cómo Japón consiguió reconstruir el país después de la destrucción
por la Segunda Guerra Mundial?


Es una buena pregunta. Hubo algunos crecimientos económicos para
reconstruir el país. Uno de ellos fue La Olimpiada de Tokio en 1964,
que estableció muchas infraestructuras como carreteras, el shinkansen
o el tren bala, y aumentó la demanda del viaje dentro de Japón, además
de las compras de televisión para ver Los Juegos Olímpicos. También
contribuyó el carácter de los japoneses. Hemos sido dirigentes y trabajadores,
así que trabajamos mucho para resconstruir el país.

(補足:戦後の復興要因は色々あると思うが、なるべくポジティブな内容を話す
ために東京オリンピックを例に挙げた。)


4) ¿Podría explicarme la estación de las lluvias en Japón?

Sí. Se llama “tsuyu” en japonés, es la temporada de lluvias. Empieza a los
principios de junio y termina a los mediados de julio. Dura un mes
aproximadamente. Llueve mucho especialmente en la costa del Pacífico,
pero es indispensable para los agricultores para cultivar el arroz.

(補足:定番の質問だったので少しホッとした。梅雨の期間や地域性、雨のメリット
など、練習していた内容を組み合わせて説明した。過去の例から、自分の答えに
関する突っ込んだ質問があるだろうと予測していたが、意外にも一方的に答える
だけで終わった。)


5) 仮にあなたが通訳ガイドになったら、何に気をつけて親切な案内を
したいと思いますか?


そうですね、私はおもてなしの心を大切にする通訳ガイドになりたいです。特に
初めて来日される外国人の方々は、食事のマナーや温泉の入り方など戸惑う
ことが多いと思います。そのように、お困りになるだろうと予測できることは
前もってご説明して、快適に楽しい旅をしてもらえればと思います。

◆他の受験者から後で聞いた質問

・侍(の制度)はいつ廃止されましたか?
・日本が中国や韓国から受ける影響をどう思いますか?

◆受験しての反省・感想

・動機と受験まで

2003年と2004年の受験以来、久々のチャレンジ。動機は、3月の震災後、
「生きていることは当たり前じゃない。やりたいことを後回しにせず今頑張ろう!」
と思ったことと、受験経験のある友人に刺激されたことです。6月に受験を申し
込んでからの短期集中でしたが、以前不足していた歴史や観光の知識も含め、
総合的に準備しました。

・受験当日

行きの電車内では自分で録音したQ&Aなどを聞き、会場到着後は(通信機器が
使用できないので)ノートを見て復習。緊張しやすいので、会場の案内・誘導係の
方に会うたびに笑顔で挨拶し、リラックスするよう努めました。待合室から面接を
実施する教室までの指示・移動がよくオーガナイズされていました。

・試験での態度、回答

運良くほとんどが想定内の質問でした。過去の合格者から「沈黙を避け、正確な
答えを知らなくても関連する事柄を話すこと」とアドバイスを受けていたので、
試験官の様子を見ながら、一つの質問に対してなるべく長めに回答するよう意識
しました。試験官の二人が穏やかな笑顔で頷いてくださったので、こちらも落ち着
いて答えることができたと思います。

◆参考情報

ハロー通訳アカデミーのブログにも、スペイン語の他、英語など各種言語の受験
レポートが掲載されています。ぜひ参考になさってください。
【ハロー通訳アカデミー ブログ】
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/7fa1f6a13cfd2780f72ec200ed1f9a1a


Sさん、ありがとうございました! 日本語で聞かれてもいきなりだと答えに窮する
質問ですね。レポートの中で、「自分で録音した内容」とか、「総合的に準備」と
あったのですが、どのような対策をして試験に臨まれたのか、気になるところです。
次回は引き続き、試験対策について伺ってみたいと思います! 

それではみなさん、Feliz Navidad! (ブログ編集:児玉)

posted by Rita at 16:09| Comment(0) | 資格試験・学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

2012年12月21日、世界の終りとマヤの予言


2011年も残すところ、あと少しです。

師走の忙しい時期ですが、皆さま、やり残したことはないですか。



RITAブログ初投稿のささきです。

今日は、近頃巷でちょっとだけ話題になっている「2012年終末説」について一言。



映画「2012」でも話題になり、最近はテレビでも特集されたりして、世間でも知られつつあるマヤの予言、

「2012年12月21日(辺り)に人類は滅亡する」というアレです。

チチェン秋分の日 028.jpg



私、学生時代にマヤ文化をかじっていたので、この予言、十年前から気になっていました。

というわけで、来年に向けて、こころの準備は万全です。



この世界滅亡の予言、一体何が根拠かというと、マヤの暦です。

マヤはたくさんの暦を持っていました(260日周期のツォルキン暦や、365日周期のハアブ暦などなど)。

そのなかでも一番サイクルの長い暦が「長期歴」(Cuenta Larga)です。



「長期歴」はなんと約5126年を一つのサイクルとしていまして、

その始まりは紀元前3114年とされています。



ちなみに、こうした暦は、遺跡に残されている石碑などにマヤ文字として刻まれているので、

現代の私たちも知ることができます(文字があるって、ありがたいですね)。

IMG_0552.JPG


そして、マヤ人が一度も体験のしたことのない「長期歴」の終り(13バクトゥンという日付です)がやってくるのが、
2012年の12月21日なのです(暦の計算は複雑なので2,3日はずれる可能性ありますが)。


そう、5000年の時を超えた、ながい、なが〜い「長期歴」の一周記念日です。

いつどこで、めでたい記念日が、終末説に変貌したのかわかりませんが、本当はお祝いすべき日なのですよ。


マヤの暦は基本すべて循環しています。

一巡したら終わりという世界観ではないので、きっと長期暦も2周目がやってきます。





今日は2011年12月21日。


マヤ長期暦の一周を「世界の終り」と解釈するならば、私たちには、あと1年しか残されていません。

やり残したことはないですか。

私は、一応、念のため、この1年を死ぬ気で楽しんでみようと思います。



(Tsuyoshi Sasaki)
posted by Rita at 22:44| Comment(0) | 芸術・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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