2012年04月30日

偶然ではない再会

先日,ニカラグアを旅したときのこと。


偶然立ち寄った日本料理店で,そこで働く日本人店長を紹介された。 

何気なく挨拶をしたが,相手の様子がどうもおかしい。
まじまじと私の顔を見た後,私の名前を言い当て,続けて「8年前,メキシコの日本人宿で・・・」 


「あっ」 
記憶が流れるように蘇った。



 20080404004308s.jpg


学生の頃,メキシコ市にある「ペンション・アミーゴ」と呼ばれる日本人宿に2週間ほど滞在したことがあった。
ご存じの方も多いだろうが,ドミトリー形式で,個性溢れる面々が定宿としているホテルだ。 


当時,私は考古学を勉強していて,彼はサッカー留学中であり,ベッドが隣同士だった。
多くの旅人と接するこの宿では,他の同宿者のことはあまり覚えていないが,彼のことは特別よく覚えていた。
違う世界に興味を惹かれていたのだろう。お互いのことをよく話した記憶がある。





結局,彼には美味い握り寿司をご馳走になった。
ニカラグアでの,うれしい嬉しいサプライズ再会になった。 


 P1030866.JPG



それにしても,お互い進んでいる道は当時とは違うのに,相変わらずラテンアメリカの世界とは縁がある。

ラ米に関わる日本人の世界では,似たような話はごろごろしているだろう。
偶然が偶然ではないほど狭い世界なのだと思う。

みな世界中を飛び回っているはずなのに,一種の「村社会」的感覚に陥ること,
皆さんも一度はあるのではないだろうか。 




これまでいろいろなラ米関係者にお世話になってきているが,現在音信不通となってしまっている方々も多い。
私の不徳の致すところではあるが,心のどこかで,きっとまたどこかでお世話になることがあるだろう,などと勝手に言い訳をしている。 

再会の彼とは次いつ会えるのか,まったくわからないが,きっとどこかで「偶然」会うだろう。
その頃,お互い何をしているかわからないけど,相変わらずラ米で繋がっているのは間違いない。


(sasaki)
posted by Rita at 18:27| Comment(0) | メンバー体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月25日

500

 

メキシコに住み始めた頃、私は超初心者のスペイン語学習者で、
数字の読み方には相当苦労していた。

60(セセンタ) と、70(セテンタ)の言い間違いはしょっちゅう。
12:00(ドセ)と、2:00(ドス)の聞き間違いで、待ちぼうけしたことも。


その頃はまだ自分の銀行口座というものを持っていなくて、
お給料は、わざわざ銀行の窓口に並び小切手にサインして現金を入手する、という方法で得ていた。


この小切手、アラビア数字だけでなく、
読み方をスペイン語できちんと正しく書かなければならない。
間違っていれば銀行の方で受けつけてくれず、お金が手に入らない。

なんてことを知らなかった私は、ある日、

500ペソを入手すべく、小切手に「正しく」、思いっきり CINCOCIENTOS pesosと書き、
見事に却下されたのであった。


100 シエン
200 ドス シエントス
300 トレス シエントス
400 クアトロ シエントス
500 シンコ シエントス 

と言いたいところだが、500はなぜか序数詞チックに
キニエントス。と言うのが正しい。
(英語だって、素直に、five hundred なのに〜)


その500ペソをあてにしていた私のお財布と心はいよいよカラッポになり、
帰り道は、とぼとぼとうなだれ歩き、
「忘れまい。キニエントス。」と誓ったあの日を。。。

今でも『500』という数字を見るたびに、甘酸っぱく思い出す。


ritaメンバー  michiyo nishikubo

posted by Rita at 00:07| Comment(0) | メンバー体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

通訳案内士への道 〜新人研修編〜


こんにちは、タニグチです。

週末、京都へ行ってきました。
今年の桜は
全国各地遅咲きでしたが、京都もかなり遅かったようです。
舞い散る花びら、桜のじゅうたん、そして木々にはまだ満開近い桜かわいい
とても気持ちの良いお散歩になりました。

sakurakyoto.JPG


さて今回は、通訳ガイド・新人研修会の報告です。
前回のレポートでも書きましたが、通訳案内士の団体は全国に16あり、
多くの団体は、新人ガイド向けの研修会を行ないます。


通訳ガイドの仕事は、大きく分けると
  ・外国語でガイディングする業務
  ・添乗業務
となりますが、研修では主に添乗業務で重要なポイントを実地で学び、
その中で、先輩でもある講師の方々のガイディングを聞き学ぶ、といった感じです。


例えば、東京の名所の1つと言えば、浅草。
平凡な平日昼間ですら驚くほどの人込みの中、
大人数の外国人旅行者を、どのように迷子を出さずに案内するか。

考えただけでも、気が遠くなりますよね(笑)
もちろん、決まり決まったマニュアルがあるわけではありませんが、
ポイントを教えていただき、それをどのように実践できるようにしていくか、
という、ガイドの目線を養っていくわけです。


そんな新人研修からおよそ1ヵ月後、知人スペイン人と都内観光をした時のこと。
一番最初に聞かれた質問は、「日本人の信仰する宗教って何?」
皇居の衛兵を見たときには、「彼らもバッキンガム宮殿みたいに交代するの?」
などなど、定番の質問から、思いもよらぬ質問まで。


意外なところで、研修会で出てきたことが試され、いい刺激になりました。

ガイドデビューをするには、知識も下準備も、まだ不足していますが、
帰国前に「楽しかった。また日本に来て今度は○○に行きたい!」なんて言われると、
改めてガイドへの勉強、頑張らなきゃ!と思いましたぴかぴか(新しい)


posted by Rita at 22:11| Comment(1) | 資格試験・学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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