2012年09月20日

通過儀礼を乗り越えてA

Insultosとは、ご存知の方も多いだろうが、
あまり人前で発言することはよろしくない、汚い言葉、侮辱語のことだ。 

ちなみに、英語やスペイン語は、日本語に比べて侮辱語のバリエーションが豊富なので、 
「この侮辱語は日本語でなんて言うんだ?」などと聞かれても、 
それにあたる言葉がないので困ることが多い。 



彼らは、私がinsultosを言うと腹を抱えて笑う。心の底から可笑しいのだ。 
まあ、その気持ちも解らなくはない。
ある種のタブーを、外国人が無垢な顔して犯す姿は、奇妙で可笑しいものだ。

慣れない留学先で、自分の居場所を確保するために、必死でinsultosを覚える。
なんとも不毛な行為だが、そういった言葉に関心がないわけではなかった私は、 
次々と呪文を覚えるように記憶し、彼らの期待に応えるのであった…。 

おかげ様で、ここでは書けない多くのinsultosがいまでも頭にこびりついている。 
よく覚えているのは、「pelana」という単語で、相手が最高に爆笑しているものの、
どんなに西語辞書を調べてもでてこなかったら、マヤ語のinsultoだった…


これら一連の行為は、一種の儀礼だと勝手に思っている(そう思わないとやってられない)。 

insultosはタブー(その社会における禁忌行為)といえるので、 
禁止行為をあえて破ることで、逆にその社会との距離を近づけることができる。
つまり、禁止行為を共有することで、「お前もこっちの社会の一員だ」と認めてもらえるのだ。


Imagen 010.jpg











(全然関係ないですが、マヤの儀礼といえば「球技場」@コパン遺跡)


私はこの「儀礼」をなんとか通過したおかげで、非常に楽しい留学生活を過ごすことができ、
また、どんな社会でもやっていけるという貴重な自信を得ることができた(単に厚顔無恥になっただけですが)。


この「儀礼」、少なくともスペイン語圏に留学経験のある男性は皆経験しているのではと・・・。
そんなわけで、これから留学される男性は、是非この儀礼を早めに通過して、
楽しい留学生活をお過ごしください。

sasaki


posted by Rita at 19:41| Comment(0) | メンバー体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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