2011年09月18日

もし通翻訳者がドラッカーの『マネジメント』を読んだら

みなさん、こんにちは!残暑が厳しい毎日が続いていますがいかがお過ごしですか?


さて、今日はスペイン語からはちょっと離れたお話です。

先日、『もし、おつとめ女子がドラッカーを読んだら』という題の講演会へ参加しました。

講師はビジネス書作家でもあり、人材教育など手掛ける渋井真帆さん。何度か講演に足を運んだことがありますが、とてもお話がおもしろく、わかりやすいと大評判の先生です。


このセミナーの中で「知識」と「仕事の本質」についてのお話がありました。これは「おつとめ女子」のみならず、すべての人にとって、そしてもちろん通翻訳者にとっても重要な事だな、と感じましたのでここでご紹介させていただきます。

ドラッカーは著書の中で『知識は最大の生産要素となった』と言っています。

では知識とはなんでしょうか?ただ単に「ある情報を知っている」ということではなく、「その情報を成果や仕事に結び付けられる能力」であるということ、なのだそうです。

通訳に例えてみると、自分が持っているボキャブラリー(情報)を駆使して、いかに言いたいことを伝えられるか、といったところでしょうか。現代の社会は情報にあふれていて、情報はある程度みんなに平等に与えられています。しかしその情報を「どのように活用するか」が重要なのだ、ということでした。


RITA


次に仕事の本質について。


「あなたは何をしていますか?」ときかれたら、何と答えますか?

この答えによって、その人の仕事に対するスタンスがわかると言います。


では、通翻訳者に例えた場合どのような答えになるだろう・・・っと考えてみました。


@ 「言語をつかって生計を立てています」

A 「スペイン語と日本語を、誰よりも上手に訳して伝えています。」

B 「スペイン語が母語の国々と日本の間の架け橋となり、国際交流や国々の発展に貢献しています。」


どの答えが一番やりがいや充実感を感じらている人の答えでしょうか?そしてスペイン語通翻訳業界の発展に貢献できる人の答えとは?


仕事をするうえで、モチベーションはとても重要です。@からBの答えはすべて正しいのですが一番モチベーションが上がるのはやはりBだと思います。@は報酬に見合った仕事はするがそれ以上はしない。Aは悪くはないのですが、個人の技術に固執しすぎて本質的な目標を見誤る可能性がある。Bは自分のためではなく、その目標のための努力をするので個人も成長するし、周りにも良い影響を与える。価値の波及効果が一番大きい。


@からBの答えに間違いはありません。ただ自分の仕事がどのような価値を提供しているか、その本質を理解すると、モチベーションも上がり、さらなる向上・発展につながっていくのだ、ということです。


RITA


恥ずかしながら、わたしは今までドラッカーの著書を読んだことがありませんでした。経営や経済のことばかりで難しそうだし・・・と敬遠していたのですが、こういった考え方はどのような人にも通じることなんだな、と感じました。ぜひこれを機に、ドラッカーの著書にも挑戦してみたいなと思いました。


ちなみに、今回講師をされていた渋井真帆さんもたくさんのビジネス書を出されています。
こちらもモチベーションアップにはお薦めの本ですのでぜひ手に取ってみてください。特に女性の方々は必見です!



読書の秋、皆さんもお気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか?またお薦めの書籍などもありましたら是非、ご紹介ください!

(編集担当:佐藤)



posted by Rita at 15:54| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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