2012年04月25日

500

 

メキシコに住み始めた頃、私は超初心者のスペイン語学習者で、
数字の読み方には相当苦労していた。

60(セセンタ) と、70(セテンタ)の言い間違いはしょっちゅう。
12:00(ドセ)と、2:00(ドス)の聞き間違いで、待ちぼうけしたことも。


その頃はまだ自分の銀行口座というものを持っていなくて、
お給料は、わざわざ銀行の窓口に並び小切手にサインして現金を入手する、という方法で得ていた。


この小切手、アラビア数字だけでなく、
読み方をスペイン語できちんと正しく書かなければならない。
間違っていれば銀行の方で受けつけてくれず、お金が手に入らない。

なんてことを知らなかった私は、ある日、

500ペソを入手すべく、小切手に「正しく」、思いっきり CINCOCIENTOS pesosと書き、
見事に却下されたのであった。


100 シエン
200 ドス シエントス
300 トレス シエントス
400 クアトロ シエントス
500 シンコ シエントス 

と言いたいところだが、500はなぜか序数詞チックに
キニエントス。と言うのが正しい。
(英語だって、素直に、five hundred なのに〜)


その500ペソをあてにしていた私のお財布と心はいよいよカラッポになり、
帰り道は、とぼとぼとうなだれ歩き、
「忘れまい。キニエントス。」と誓ったあの日を。。。

今でも『500』という数字を見るたびに、甘酸っぱく思い出す。


ritaメンバー  michiyo nishikubo

posted by Rita at 00:07| Comment(0) | メンバー体験談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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