2013年10月27日

平成25年度通訳案内士試験〜筆記試験レポート!


一次試験から既に2ヶ月が過ぎているが、今夏、通訳案内士試験を受けた。
語学を勉強するものにとって、日本国内ただひとつの国家試験。
本当に無謀でしたが、人生は一度きり、こういう無鉄砲な挑戦もいいもの。

一次試験 (筆記): 
  外国語・日本地理・日本歴史・産業、経済、政治及び文化に関する一般常識
二次試験 (口述): 
  一次試験の4科目が全部合格できれば二次にすすめる。

まず、情報集めとして、下記のふたつを読みこんだ。
・ 日本政府観光局(JNTO)のHP 
  http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/index.html
・ このRITAのブログの中のカテゴリー「資格試験・学習法」
  http://rita-blog-rita.seesaa.net/category/12681276-1.html
通訳案内士やDELEなど既に合格している仲間たちが書いた記事なので、
これを読めばかなり多くの情報と指針、そして元気をもらえる。


今回のRITAブログは、私の勉強法や試験の感想を書きたいと思う。


外国語(スペイン語)

ある程度の語学力を持っている方なら絶対なんとかなるはず。
西検1級や、DELEの最上級を受験する方が手ごわいのでは。
ただ内容が、日本だけでなくスペインやラテンアメリカの観光業に関するもの、
時事問題も出てくるので、語学力だけでなく幅広い知識も必要。
NHKワールドニュースは録音して、歩きながらも電車の中でも聞いた。

過去問から、絶対今回も「魚」の単語が出ると思って、
鮨関連の魚のスペイン語は全部おさえたつもりだったのに、
なぜか「鰯」が抜けていて、そのイワシが今回出てしまった。
しかもサルディーニャと書いてしまった。馬鹿だ、にゃ。

私は腕時計が苦手で持っていないので、普段は携帯で時間をみているのだが、
試験中は携帯の電源は切り、カバンの中にしまわなくてはならない。
(受験票にもそう明記されている。)
会場に壁掛け時計ぐらいあるだろうと甘く考えていたのだが、それもなく
2時間という時間を自分のカンに頼って配分したが、かなりギリギリ。
過去問も何度かやったはずなのに、
スペイン語の問題量、こんなにあったっけ?というのが今回の感想。
まあ、これは時計があるないに関係なく、自分の語学力の問題か。

スペイン語筆記試験出題内容:
長文読解は、プリツカー賞を受賞した日本人建築家に関するもの、
盗まれる日本人パスポートに関するもの。
コンビニについての西訳。七夕を説明する自由作文。
おなじみ15個の単語を西訳する、等。




地理

これは、その場所へ行ったもんがち!その場所へ行ってれば、
勉強しなくても全問正解なのでは。。と思うほど。
そこへ行けば、温泉につかり、何か美味しい土地のものを食べ、
特異な地形を見て有名所を巡る。。ということが自然とできているはず。
もともと旅好きで、地図は一日中見ていても飽きないくらいなので、
この科目だけは難なくいけた。


なるほど.jpg  
 『なるほど知図帳 日本2013』 昭文社

工芸品、世界遺産、温泉、有名な山や川、温泉など、
行ったことがない場所・見たことのないものは、
言葉で覚えるよりも必ずインターネットで画像を見て視覚にうったえた。
有名なお祭りは動画でも見た。その方が頭に入りやすかった。

特に1道1都2府43県それぞれの郷土料理2品づつ、
すべて画像でチェック。
海洋国家日本の和食の色とりどり見栄えの美しさに感動。


guidebook.jpg 
 『自然公園への招待』 国立公園・国定公園ガイド 
 財団法人 国立公園協会  一般財団法人 自然公園財団

地理試験出題内容:
日本の地形(火山・プレート・河川)について。
写真を見て回答する問題は、広島市・箱根・酒田市の有名なものや特徴。
都市と農村の諸問題。 
地図を見て答える問題(今回たまたまよく知る勝沼であった)、等。


歴史

ひとありきの歴史なので、古代から現代までの
武将や政治家や文豪など有名なひとたちと片っ端から名刺交換したような感じ。

高校を卒業して何十年も過ぎ去ってから再会するようなひとたちが多く、
名刺交換はしても、たいがい次の日には「あれこの人、誰だったっけ?」と
すぐ忘れてしまうことが多いので、また復習して名前を覚えこむしかないような。。。


しかし、歴史上の人物、一度再会してしまえば懐かしく、興味深いひとたちが多く、
凝り性の私はWikipediaで調べまくり、際限なくはまっていき、
結局受験勉強どころでなかったか(?)。

試験自体は、文化史が中心に出題されるので、
仏閣・仏像・城郭などの建築・文学・絵画・茶道・華道・歌舞伎といった
伝統芸能等、これらも画像でチェック。


文化史.jpg 
  『超速! 最新日本文化史の流れ』 竹内睦泰著

今年度歴史試験出題内容:
日本地図で場所を選びながら、歴史上の出来事と
ひとや場所を結びつける問題。(ex:多賀城 陸奥国府 宮城県)
作者と作品を結びつける問題。(ex:国意考 賀茂真淵)
建物や芸術品の写真をみて名称を選ぶ問題、等。(ex:麗子微笑 岸田劉生)


一般常識

時事問題に関しては、ニュースや新聞を見て
常にアンテナを貼っていればできる問題ものばかりか。
経済用語、法律用語、現代史も含め、誰と何を話しても
きちんと話題についていけることを目指すつもりで勉強。

今年度一般常識試験出題内容:
物価動向、現在使用されている通信機器とその特徴、
有効求人倍率、伝統的工芸品、国立公園、スカイツリー、
著作権や高年齢者雇用安定法などに関する法律、国政選挙、浮世絵等。
相撲、伊勢神宮、歌舞伎に関しては、更に突っ込んだ出題の仕方がされた。




通訳案内士は、日本を訪ねる外国人の方に日本を案内するのであるから、
こういった知識は当然知っていなくてはならないのだが、勉強をしているうちに、
私自身が「外国人の目で日本を見ている」状態に何度もおちいった。
そして、日本は素晴らしい!日本は素敵!と、すっかり日本ファンになってしまった。

地理や歴史という科目は学生の頃から好きだが、
今回あらためて幅広く日本を色んな角度から勉強し、更に自分の国に興味が増した。

現在、一次試験の結果はまだ出ていないが、一次受験勉強そのものは楽しかった。
合格云々よりも、そこまでに辿り着くプロセスをいかに楽しむか。

勉強時間を確保するため、何も予定を入れず何も夏らしいことができなかったが、
明らかに自分のためになった。

何かのコメントで読んだが、日本人全員がこの試験を受けてもいいんじゃないか?
というものがあった。 同感!


Ritaメンバー luna

posted by Rita at 23:51| Comment(0) | 資格試験・学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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